今回は、小学校3・4年生のお子さんに最適なバットの長さや重さをご紹介します。
小学校3・4年生だと、これから少年野球を始めるお子さんもいれば、1・2年生から続けているお子さんもいらっしゃると思います。それぞれ最適なバットは異なってきますので、その選び方もご紹介します。
ぜひ今回の記事でお子さんに最適なバットを見つけましょう!
小学校3・4年生におすすめの少年野球用バット8選
身長120〜130cmのお子さんはこちら
身長130〜140cmのお子さんはこちら
身長120〜130cmのお子さんにおすすめのバット
- バットの長さ:72cmもしくは74cm
- バットの重さ:400g〜500g
ゼット(ZETT)「ヒットマシン(72cm)」
ゼットのヒットマシンはミドルバランスで軽量タイプですので、少年野球を始めたばかりのお子さんにおすすめできるバットです。
素材 | FRP(カーボン) | タイプ | ミドルバランス |
---|---|---|---|
長さ | 72cm | 重さ | 400g |
ミズノ(MIZUNO)「キングヒッター 72cm/74cm」
ミズノ キングヒッターはトップバランスの軽量タイプになります。1・2年生から少年野球を始めているけど、まだまだ体格や筋力が弱い場合でも扱える設計になっています。長さも72cmもしくは74cmがありますので、体格に応じて選択することができます。
また、最近はトップバランスを探そうとすると、複合バットが多くなっています。もちろん複合バットは飛距離に優れたバットで人気があるのですが、非常に高価かつ重ための設計になります。そのため、トップバランスで軽くてコスパの良いバットとなると、こちらのキングヒッターがおすすめになります。
素材 | カーボン+グラス | タイプ | トップバランス |
---|---|---|---|
長さ | 72cm/74cm | 重さ | 400g/420g |
ミズノ(MIZUNO)「ビヨンドマックスEVII(74cm)」
ミズノのビヨンドマックスEVⅡは、最近少年野球でも非常に人気の高いビヨンドマックスの軽量タイプです。いわゆる複合バット(コンポジットバット)と言われるもので、特殊素材により打球の飛距離が伸びる特徴があります。複合バットを探している方は、こちらのビヨンドマックスEVⅡがおすすめです。
素材 | カーボン+グラス+EVA | タイプ | トップバランス |
---|---|---|---|
長さ | 74cm | 重さ | 500g |
身長130〜140cmのお子さんにおすすめのバット
- バットの長さ:72cmもしくは74cm
- バットの重さ:400g〜500g
ゼット(ZETT)「ヒットマシン(75cm)」
ゼットのヒットマシンはミドルバランスで軽量タイプですので、少年野球を始めたばかりのお子さんにおすすめできるバットです。
ミズノ(MIZUNO)「セレクトナイン」
すでに少年野球を始めているけど、バッティングが苦手というお子さんには、ミドルバランスで軽量な扱いやすいこちらのセレクトナインがおすすめです。
ミズノ(MIZUNO)「ビヨンドマックスEVII(76cm)」
最近、非常に人気の複合バット(コンポジットバット)なら、ミズノのビヨンドマックスEVⅡがおすすめです。複合バットは比較的重たいものが多いのですが、そんな中でこちらは軽量設計ですので小学校3・4年生のお子さんでも扱えるようになっています。
素材 | カーボン+グラス+EVA | タイプ | トップバランス |
---|---|---|---|
長さ | 74cm | 重さ | 510g |
ゼット(ZETT)「バトルツインST」
トップバランスを探しているのであれば、先にご紹介したミズノ ビヨンドマックスEVⅡもしくは、こちらのゼット バトルツインSTがおすすめです。ミズノ ビヨンドマックスEVⅡと比較すると30gほど重たくなりますので、筋力的に不安な場合はミズノを選ぶと良いでしょう。
素材 | FRP(カーボン)+EVA(合成樹脂) | タイプ | トップバランス |
---|---|---|---|
長さ | 76cm | 重さ | 540g |
ミズノ(MIZUNO)「VコングJr.」
バットの定番で人気のあるVコングの軽量タイプになります。ミドルバランスのバットを探しているのであれば、こちらのVコングJr.がおすすめです。
素材 | 超々ジュラルミン | タイプ | ミドルバランス |
---|---|---|---|
長さ | 76cm | 重さ | 530g |
小学校3・4年生(身長120cm〜140cm)に最適な少年野球用バットの目安
小学校3・4年生のお子さんには、
- バットの長さ:70cm〜76cm
- バットの重さ:450g〜550g
こちらを目安にして選んであげましょう。
小学校3・4年生のバットの長さの選び方
市販されている少年野球用バットの長さは、2cmごとに設定されています。そのため、小学校3・4年生のお子さんには、
70cm、72cm、74cm、76cm
この中から選んでいただくと良いでしょう。(※メーカーによっては75cmのバットなどもありますので、製品をよく確認しましょう。)
少年野球用バットサイズの目安
基本的にバットは長いほど重たくなり、筋力も必要になってきます。少年野球を始めたばかりだったり、体格や筋力が不安だなと感じる場合には、短めの軽いバットを選んでいたくと良いでしょう。無理に長くて重たいバットを使っても、ボールがバットに当たらないようでは、一生懸命練習しても楽しくありませんし、なかなか上達しないでしょう。お子さんの体に合わせたバットを選びましょう。
身長 | バットの長さ | 参考学年 |
---|---|---|
110cm〜120cm | 64〜68cm | 小学1〜2年生 |
120cm〜140cm | 70〜76cm | 小学3〜4年生 |
140cm〜150cm | 78cm | 小学5〜6年生 |
150cm以上 | 80〜82cm |
小学校3・4年生のバットの重さの選び方
バットの重さに関しては、バットの長さに応じてある程度決まっています。基本的にはバットが短い方が軽く、長い方が重くなります。
バットの重さ選びは、お子さんの体格や筋力に合わせるのがいいでしょう。ここでは、小学校3・4年生のお子さんの身長は120cm〜140cmを想定しています。
身長120〜130cmのお子さんの場合
身長120〜130cmのお子さんの場合には、
- バットの長さ:72cmもしくは74cm
- バットの重さ:400g〜500g
こちらを目安にしていただくと良いでしょう。
※メーカーによってバットの長さの設定が異なりますので、実際の商品をよく確認してください。
身長130〜140cmのお子さんの場合
身長130〜140cmのお子さんの場合には、
- バットの長さ:74cmもしくは76cm
- バットの重さ:500g〜550g
こちらを目安にしていただくと良いでしょう。
※メーカーによってバットの長さの設定が異なりますので、実際の商品をよく確認してください。
小学校3・4年生のバット選びの注意点
ここまでご紹介したバットの長さ・重さ以外に、バットには次のようなタイプ分けがあります。
- トップバランス
- ミドルバランス
(さらに、もう一つカウンターバランスと言われるタイプもありますが、こちらについては市販されているものも少ないため、上記2つのタイプを知っていれば大丈夫です。)
トップバランスとは
トップバランスとは、バットの”重心”がバットの先端にあるタイプを表しています。これは、バット全体の重さではなく”重心”というのがポイントで、重心がバットの先端に行くほどバットを振った時に遠心力が大きく働きます。
遠心力が大きくなるほど力強いバットスイングになるのですが、遠心力に負けない強い筋力も必要になってきます。
そのため、小学校3・4年生で少年野球を始めたばかりのお子さんには、トップバランスはあまりおすすめできません。次に解説するミドルバランスのバットを選んでいただくのが良いでしょう。
一方で、小学校1・2年生の頃から少年野球を始めているお子さんの場合、バットの扱いにも慣れていますし、徐々に筋力もついてきていると思います。そのようなお子さんにはトップバランスもおすすめです。その中でも軽量タイプのものがおすすめです。
トップバランスについて詳しく知りたい方は、以下の内容も確認しましょう。
ミドルバランスとは
ミドルバランスとは、バットの中心付近にバットの”重心”があるタイプです。トップバランスと比較して遠心力が小さくなるため扱いやすくなります。
一般的にはアベレージヒッター向けと言われ、バットにボールを当てやすいタイプになります。(アベレージヒッターとは、ヒットを数多く打つ打率の良いバッターのこと)
小学校3・4年生で少年野球を始めたばかりのお子さんにはミドルバランスのバットを選ぶことをおすすめします。
ミドルバランスのバットについて詳しく知りたい方は、以下を確認しておきましょう。
小学校3・4年生には体格や筋力に合わせたバットを選ぼう!
小学校3・4年生(身長120cm〜140cm)のお子さんには、
- バットの長さ:70cm〜76cm
- バットの重さ:450g〜600g
こちらを目安にして選んであげましょう。
これから少年野球を始めるお子さんの場合には短く軽いバットを選んであげましょう。また、1・2年生から少年野球を続けているお子さんの場合、体格や筋力に合わせて長め、重ためのバットを選んであげても良いでしょう。