少年野球用グローブにSSKを選ぶ前に知っておきたいすべてのこと

SSKの少年野球用グローブは、お子さんにとって最適なのでしょうか?数あるグローブの中から一つを選ぶのは難しいものです。特に、少年野球をこれから始めるお子さんにとって、グローブ選びは重要になります。なぜなら、野球の上達にも影響してくるからです。

また、すでに少年野球を始めていて、新しくグローブを買い換える時にも慎重になるでしょう。グローブの質や耐久性などが気になるからです。

もちろん、価格も購入の決め手となることもあると思います。

そこで、今回はSSKの少年野球用グローブについて、詳しくご紹介していきます。SSKのグローブの購入を迷われているのであれば、今回の記事をご覧いただくことで、お子さんに最適なグローブが見つかるでしょう。


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目次

SSKとは

少年野球を応援する日本メーカー

SSK(エスエスケイ)とは、野球用品を製造・販売している日本メーカーであり、ミズノ、ゼットと並ぶ大手メーカーの一つです。多くのプロ野球選手も愛用し、日本プロ野球の審判員ユニフォームのオフィシャルプライヤーも務めています。(プロ野球の審判はSSKのユニフォームを着用しています。)

さらに、野球の普及活動にも力をいれているメーカーです。かつて子供達の将来の夢は、プロ野球選手が上位にランクインしているのが当たり前でした。しかし、現在はサッカー選手に憧れる子供の方が、圧倒的に多い現実があります。

このように、子供達の野球離れが進んでいる中、

SSKは少年野球をがんばる家族を応援します。

引用:SSK

という言葉の通り、野球の面白さを伝える「キャッチボールクラシック」を開催したり、子供を支えるお父さんたちに向けた「野球審判かんたん講座」を無料で提供するなど、少年野球の普及活動に力を入れています。

野球審判かんたん講座」は、少年野球の審判をボランディアで行なっている父兄に向けて、野球審判の方法を動画も交えてわかりやすく作成されています。野球のルールを確認することもできますので、気になる方はチェクしてみてください。

SSKを愛用しているプロ野球選手とメジャーリーガー

少年野球の普及活動には共感されますが、いくら社会貢献をしているメーカーであったとしても、野球道具の質が悪ければ、お子さんには与えられないでしょう。そこで、実際にSSK用品を使用しているプロ野球選手やメジャーリーガーを確認してみましょう。特に有名な選手は次の通りです。

読売ジャイアンツ 岡本和真

2018年に読売ジャイアンツの89代目4番バッターとなり、2018年、2019年と2年連続で30本以上のホームランを打つ強打者です。

読売ジャイアンツ 坂本勇人

坂本選手は、ショートを守る内野手です。WBC日本代表での活躍や、首位打者、ゴールデングラブ賞も獲得しているジャイアンツの中心選手であり、第19代主将を務めています。(バットアドバイザー契約)

元・阪神タイガース 西岡剛

西岡選手は、主にショートやセカンドなどを守る内野手です。バッティングは左右どちらでも打つことができるスイッチヒッターで、首位打者や盗塁王を獲得しています。また、メジャーリーグへも挑戦した選手です。(2019年からはBCリーグ栃木ゴールデンブレーブスで活躍中)

広島東洋カープ 菊池涼介

菊池選手は、セカンドを守る内野手で、守備のうまさは世界からも評価されています。また、25年ぶりの快挙であるリーグ優勝(H28年)と2年連続優勝(H29年)、3年連続優勝(H30年)に大きく貢献した選手です。(2020年からはミズノとアドバイザリー契約を結んでいます)

ニューヨークメッツ ロビンソン・カノ

かつてカノは、田中将大投手が所属しているヤンキースで4番打者としても活躍していたメジャーリーガーです。

SSKグローブの気になる評判

SSKのグローブについて詳しく知るためには、その評判をチェックすると非常に参考になります。なぜなら、実際に使用した方の声ですので、いい面も悪い面もわかるからです。それでは早速チェックしてみましょう。

少年軟式野球にもおすすめ

野球には軟式と硬式がありますが、少年野球の場合には軟式チームに入る事が多いでしょう。軟式野球の特徴は、ゴム性のボールを使うため、ゴロ(打球)が不規則なバウンドになることです。また、グローブの中でボールが跳ねてしまうこともあります。つまり、グローブによって捕球のしやすさが変わってくるという事です。

こうした軟式野球の難しさは、柔らかいグローブで、しっかりとボールを掴み取ることによって解消できます。ただ、握力の弱いお子さんの場合には、グローブが硬くてしっかりと握れないことがよくあります。

こうしたことを考えて、SSKのグローブには握力の弱い子供でもしっかりと掴みとれるように加工された「スーパーソフトシリーズ」のグローブがあるので、少年軟式野球用としてもおすすめできるグローブです。

SSKのグローブは軽い

野球経験のある方や詳しい方でないと、グローブの重さなんて気にもしないと思いますが、グローブ選びの際には大切なポイントになります。なぜなら、少年野球の場合だと、直径7cmにも満たない小さなボールをキャッチしなくてはならないからです。重たいグローブでは、小さなボールに対して瞬時に反応することができないのです。

SSKのグローブは、他のメーカーと比べて軽く操作性が良いとよく言われています。

耐久性が心配

SSKのグローブは軽く作られているため革が薄く、他のメーカーと比べて耐久性が低いと言われることがあります。ただし、筆者が少年野球時代にSSKグローブを使っていた経験からお伝えすると、特に問題ないと考えています。なぜなら、3年以上も問題なく使用することができていたからです。筆者の親も野球に詳しくなかったので、グローブの見た目と、手にはめた時のフィット感だけで選んだものでしたが、少年野球時代に壊れることはありませんでした。

また、中学3年間は別のSSKグローブを使用していました。よりハードな練習になりましたが、3年間使い続けても問題ありませんでした。

ただ、そうは言っても耐久性が低いという評判を聞けば心配になると思いますので、グローブの耐久性を左右する原因をお伝えします。それは、主にグローブに使われている革の質と日頃の手入れです。

革の質は、グローブのランクによって異なります。SSKグローブのランクについてはこの後ご紹介していきますので、そちらを確認していただくといいでしょう。また、ランク以上に大切な事が日頃の手入れです。手入れを怠っていると、すぐにグローブが傷んでしまい破れたりする原因にもなるからです。

手入れをしっかりしていれば、グローブのランクはそれほど神経質にならなくてもいいでしょう。特にこれから少年野球を始めるお子さんの場合には、予算に合わせて選んでいただいても大丈夫です。

グローブの手入れに関しては、「少年野球用グローブの手入れ方法まとめ」で詳しくご紹介していますので、こちらを確認してください。

SSKの少年野球用グローブのランクと価格

グローブを製造・販売している各メーカーは、使用している革の質によってランク分けをしています。

SSKの少年野球用グローブの場合には、質の高い順に以下のようになっています。

  • プロエッジ(PROEDGE)
  • スーパーソフト(Super Soft)
  • スペシャルメイクアップ

それぞれの特徴や価格をご紹介しますので、グローブ選びの際に参考にしてください。

プロエッジ(PROEDGE)

特徴

柔軟性と操作性を追求。次世代のスーパースターへ。

引用:SSK

SSKの上位ランクのシリーズです。サイズはM、L、LLが用意されており、全てオールラウンド用です。カラーは、ブラック、オレンジ、コルクタン(黄色)の3色があります。

価格

定価:17,600円(税込)

スーパーソフト(Super Soft)

特徴

今すぐ使える勝負グラブ。

即実践の柔らか仕上げグラブ。深型ポケットでしっかりキャッチ。

引用:SSK

ソフトスムースレザーと言われる特殊製法が施された革を使用しているため、使用前から非常にしっとりと柔らかい仕上がりが特徴です。S、M、Lのサイズが用意されており、全てオールラウンド用となっています。カラーは、ブラックとライトオレンジの2色です。

価格

定価:14,080円(税込)

スペシャルメイクアップ

特徴

捕球面は天然の革、背面は人工の革が採用されているため、上記2シリーズと比べて価格が抑えられています。サイズはS、M、Lが用意されており、全てオールラウンド用です。カラーはブラックで、紐の色がタン(黄色)のタイプもあります。

価格

※現在こちらのシリーズの取り扱いはありません。

SSK少年野球用グローブのサイズ表

先ほどグローブのランクについてご紹介しましたが、必ずしもランクの高いものを選ぶ方が良いとは限りません。一番大切なことは、実際にお子さんの手にはめてみて、サイズがフィットするかどうかです。

SSKの少年野球用グローブの場合には、下の表のようになっていますので、こちらを参考にしてサイズを選ぶようにしてください。

スクロールできます
サイズ
(レングス)
SSSMLLL
身長100〜120cm110〜135cm120〜145cm135〜150cm150cm以上
対応学年小学1〜2年生小学1〜3年生小学2〜4年生小学4〜6年生小学5〜6年生

ただし、このサイズ表はあくまで目安になります。実際に手にはめてフィット感を確認することを忘れないようにしましょう。

初めてグローブを購入する方の場合には、正しいサイズ選びがわからないと思いますので、「初めての少年野球用グローブの選び方|おすすめはコレ!」の記事を参考にしていただけると良いでしょう。

SSKの少年野球用グローブの選び方

ここまでお伝えしたSSKグローブの特徴を踏まえて、お子さんに最適なグローブの選び方についてご紹介します。

これから少年野球を始める場合

これから少年野球を始めるお子さんは、おそらく小学3年生前後の年齢だと思います。そうしたお子さんは、まだ握力が弱く、グローブを閉じることが難しいことがよくあります。少しでも良いグローブを買ってあげたいと考える方も多いと思いますが、ラクンクの高いグローブは革質が良いかわりに、そのままでは硬くて使えない場合があります。

そこで、握力が弱いお子さんにもおすすめなのが、「スーパーソフトシリーズ」です。実際にグローブをはめてみると良くわかりますが、他のグローブと比べても、初めからとても柔らかい作りになっているからです。グローブの型付けをしてあげれば、すぐに使えるようになります。

また、サイズも S、M、Lと揃っていますので、お子さんの手の大きさに合うものが見つかるでしょう。

型付けが分からないという場合には、「少年野球用グローブの型付けって何?柔らかくする3つのポイント」の記事で詳しくお伝えしていますので、こちらを参考にしてください。

グローブを買い換える場合

少年野球を始めてから高学年になってくると、グローブの買い換が必要になる事もあるでしょう。特に、手が大きくなってグローブが小さくなってしまうことがあります。そんな時には、「プロエッジシリーズ」がおすすめです。SSKの上位ランクのグローブですので革質も良く、プレーも向上しますし、中学生になってからも使い続けることができるからです。

ただし、少年野球用にはオールラウンド用しかないため、特に外野手用のグローブを探している場合には、ミズノやゼットなどの他のメーカーから探してみるといいでしょう。

まとめ

お子さんのためのグローブは、少しでもいいものや、長く使えるものを与えたいと考えますが、数多くのメーカーや種類があり、どれを選べばいいのか迷ってしまうでしょう。そのメーカーの一つにSSKがあります。SSKとは、日本を代表する野球用品メーカーで、有名なプロ野球選手やメジャーリーガーも使用しています。

今回の記事では、SSKのグローブを考えている方のために、その評判や詳しい種類、価格をご紹介し、おすすめの選び方についてもお伝えしました。ぜひ参考にしていただき、お子さんにとって最適なグローブを選んであげましょう。

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