少年野球グローブ:小学校高学年におすすめ12選

今回は小学校高学年のお子さんにおすすめのグローブをご紹介します。

低学年のころから少年野球を始めているお子さんもいれば、これから野球を始めるお子さんもいると思いますが、どちらにも共通して重要なのが「サイズ選び」になります。

そこで、小学校低学年のお子さんに最適なサイズのグローブの中からおすすめのグローブを12個ご紹介していきますので、グローブ選びにぜひ役立ててください。

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目次

少年野球グローブ(高学年向け)の選び方

冒頭でもお伝えした通り、小学校高学年のお子さんのグローブ選びの場合、すでに少年野球チームに入っているお子さんならグローブの買い替えになりますし、これから少年野球を始めるお子さんなら初めてのグローブ選びになります。

それぞれ選び方にポイントがあるので確認していきましょう。

高学年に最適なグローブ選びは「サイズ」が重要!

グローブ選びでもっとも重要なのがサイズ選びです。お子さんの手に合わせたサイズを選ぶことによって、グローブが扱いやすくなり、プレーの上達にも繋がります。

グローブの買い替えなら、今までのグローブが小さくなっているかもしれません。最適なサイズのグローブに買い換えることでプレーしやすくなることもあるでしょう。

また、初めてのグローブの場合、サイズが合っていないとボールを上手に掴むことができず、せっかく始めた野球が上達しなくてつまらなくなってしまうかもしれません。

とにかく、グローブ選びはサイズが重要です。

グローブについている商品タグを見ると「S、M、L」などのサイズが記載されています。ただ、それだけではお子さんの手に合うのかわかりません。これらのサイズと学年または身長の対応表がありますので、こちらを参考にして選ぶようにしましょう。(サイズ表は後述していますのでチェックしてください)

グローブを買い換える場合は「ポジション」にも注意!

※これから少年野球を始めるお子さんの場合(初めてのグローブ選びの場合)こちらに進んでください。

小学校低学年のころから少年野球を始めているお子さんの場合には、高学年になる時にはポジションがおおよそ決まっていると思います。グローブにはポジションごとにサイズや形などがありますので、お子さんのポジションに合わせたグローブを選びましょう。

オールラウンド

オールラウンドは、キャッチャー以外のどのポジションでも使えるような設計のグローブです。まだポジションが確定していないお子さんや、ユーティリティーに様々なポジションについているお子さんにおすすめです。

内野手用

オールラウンド用と比較するとやや小型のグローブになります。小型のメリットは軽くて扱いやすいため、俊敏な動きが必要になる内野手に最適です。特に、セカンド、ショートを守っているお子さんにおすすめです。

一方、内野手でもサードを守っているお子さんの場合には、強い打球が多いポジションになりますので、最近は大きめのグローブを使用することが増えました。そのため、オールラウンド用もおすすめです。

ファーストミット

ファーストには専用のファーストミットという大きめのグローブがあります。ファースト専属であればこちらを用意していただくと内野手からの送球がそれたり、バウンドした時でもキャッチしやすくなります。

ただし、ファーストミットで他のポジションを守ることはできません。もし、ファースト以外のポジションにつく場合は、オールラウンド用のグローブ1つで各ポジションで併用して使う、もしくは、ファーストミットと他のポジション用のグローブを2つ用意する必要もあるでしょう。お子さんに確認してから購入しましょう。

ピッチャー用

ピッチャー用はやや大きめのグローブです。また、ウェブと呼ばれる部分が特徴で、外からボールが見えないようなタイプになります。これは、グローブの中で変化球のサインでボールを握り変える動きがバッターから見えないようにするためです。

ただ、少年野球の場合、基本的には変化球が禁止されていると思いますので、必ずしもピッチャー用を選ぶ必要はありません。ピッチャーと他のポジションを兼務するお子さんも多いと思いますので、内野手用もしくはオールラウンド用を選ぶと良いです。

もし、ピッチャーと外野手を兼務している場合は、外野手用グローブでもピッチャーはできますが、グローブが大きいと投げづらいので、その場合はオールラウンド用で併用するか2つグローブを用意して使い分けると良いです。

もしくは、ミズノのグローバルエリートRG U Mixなら、複数のポジションを兼務することを前提に設計されていますので、1つのグローブで各ポジションに対応することも可能になります。

外野手用

外野手用はオールラウンド用よりも大きめのグローブになります。プロ野球選手を見ても外野手は大きなグローブを使用していると思いますが、外野手は頭を越されると後ろには誰もいません。グローブが大きければ、ボールに届く範囲が広がるメリットがあります。

ただし、外野手用で内野を守るのはおすすめしません。速い打球に素早く反応しづらくなるからです。外野と内野をどちらも守るお子さんの場合には、オールラウンド用のグローブ1つで併用するか、外野用と内野用のグローブを2つ用意すると良いです。

もしくは、ミズノのグローバルエリートRGU Mixなら、内野も外野も守れることを前提に設計されていますので、1つのグローブで両ポジションに対応することも可能になります。

キャッチャーミット

キャッチャーには専用のミットがあります。他のグローブと比較すると特殊な形をしているのがわかりますが、キャッチャーミットで他のポジションを守ることはできません。

キャッチャー以外のポジションを守ることがあるお子さんの場合にはキャッチャーミットとは別にもう一つグローブが必要になるでしょう。

初めてのグローブなら「オールラウンド用」が安心

これから少年野球を始めるお子さんの場合には、オールラウンド用という種類のグローブを選んであげるのがおすすめです。オールラウンド用とは、どのポジションでも使いやすいグローブのことです。

野球のグローブにはポジション別に形や大きさなどが設計されたピッチャー用、内野手用、外野手用、ファースト用、キャッチャー用などがありますが、これから少年野球を始める場合、どのポジションを守るかわかりません。オールラウンド用を選んでおけば、どのポジションを任されても安心です。

「価格相場」は12,000円〜15,000円

小学校高学年向けのグローブは、12,000円〜15,000円程度で購入することができます。ハイエンドクラスになると20,000円前後になります。

値段によってグローブに差があるのか?という疑問があると思いますが、価格差の理由はグローブに使用している「革質」だったり「プロ野球選手モデル」ということが挙げられます。

プレーに大きな差が出るか?という点に関しては、グローブの値段よりも、お子さんの手に合う「サイズ」を選ぶ方が差が出ます。

「良いグローブ=高価なグローブ」ではありませんので、予算に応じて選んであげれば大丈夫です!お子さんが気に入って喜んでくれるグローブが一番良いグローブです。

「メーカー」は大手4社が購入しやすい

グローブメーカーはいくつもありますが、大手4メーカー(ミズノ、ゼット、エスエスケイ、アシックス)はサイズもわかりやすく、スポーツ量販店などでも手に入り購入しやすいのでおすすめです。

メーカー別グローブサイズ一覧

大手4メーカーのグローブサイズと学年・身長の対応表がありますので、こちらを確認しながらお子さんに最適なグローブを探しましょう。

出典:MIZUNO

ミズノの高学年向けグローブサイズ

サイズ表記SSSMLLL
学年目安1〜2年生1〜3年生2〜4年生4〜6年生5〜6年生
身長目安〜120cm120〜135cm130〜145cm140〜155cm150cm〜

ミズノの少年野球 高学年用のグローブサイズはM、L、LLを選ぶようにしましょう。学年目安と身長目安がありますが、身長目安を参考にしていただく方が分かりやすいです。

ゼットの高学年向けグローブサイズ

サイズ表記SSSMLLL
身長目安〜120cm120〜135cm130〜145cm140〜155cm150cm〜

ゼットの少年野球 低学年用のグローブサイズはM、L、LLを選ぶようにしましょう。(上記ミズノと同じです。)お子さんの身長に合わせて選んであげましょう。

アシックスの高学年向けグローブサイズ

サイズ表記SSSMLLL
学年目安1〜2年生1〜3年生2〜4年生4〜6年生5〜6年生
身長目安100〜120cm110〜135cm120〜145cm135〜155cm150cm〜

アシックスの少年野球 高学年用のグローブサイズは中、大・特大を選ぶようにしましょう。(ミズノやゼットと表記が異なります。)身長を目安に選んであげましょう。

SSKの高学年向けグローブサイズ

サイズ表記特徴大・特大
学年目安就学前2〜3年生3〜4年生4〜6年生
身長目安〜125cm125〜135cm130〜140cm135〜155cm

SSKの少年野球 高学年用のグローブサイズはM、L、LLを選ぶようにしましょう。(ミズノやゼットと身長目安が若干異なっています。)学年目安よりも身長を目安にして選んでいただくほうが分かりやすいです。

ミズノ(少年野球グローブ:高学年向け)

グローバルエリートRG 坂本勇人モデル(内野手用)

内野手のお子さんから人気のグローブと言えば巨人の坂本勇人選手モデルです。サイズもS、M、L、LLと多くラインナップしていますので、お子さんの体格に合わせて選ぶことができるようになっています。

メーカーミズノ価格19,250円
サイズS,M,L,LLポジション内野手用
素材マデレンダーレザー
(天然皮革:牛革)
カラーブラック/ロイヤルブルー/
スプレンディッドオレンジ/
ラディッシュ/ナチュラルライム

グローバルエリートRG 前田健太モデル(投手用)

メジャーリーグで活躍する前田健太投手モデルのグローブです。サイズも高学年向けのLサイズの設定になっています。

メーカーミズノ価格19,250円
サイズLポジション投手用
素材マデレンダーレザー
(天然皮革:牛革)
カラーブラック

グローバルエリートRG Hセレクション02+(オールラウンド用)

Hセレクション02+のシリーズの特徴は、グローブの耐久性に優れている点です。グローブは長く使用していたり、お手入れを怠ってしまうと革がヘタってふにゃふにゃのグローブになったり、型が崩れて捕球しづらくなってしまいます。

小学校から中学校へ進学する際に、新しいグローブを購入することもよくありますが、中学生になるとポジションが変わることもよくあります。慌てて新しいグローブを購入するよりも小学校高学年から使っているグローブを利用する方が安心です。

そのためには、Hセレクション02+のように耐久性に優れたグローブを選ぶのもおすすめです。

メーカーミズノ価格17,050円
サイズS,M,L,LLポジションオールラウンド
素材マデレンダーレザーRG Ⅱ
(天然皮革:牛革)
カラーブラック/クリアオレンジ/
ラディッシュ

グローバルエリートRG U Mix

RG U Mixシリーズは、複数のポジションを守ることを前提にしているため、一つのグローブで複数のポジションに対応できるのが特徴です。具体的には「ピッチャーと内野」「ピッチャーと外野」「ピッチャーと内野と外野」「内野と外野」このような設定があります。複数のポジションを守っているお子さんにおすすめのグローブです。

メーカーミズノ価格15,950円
サイズS,M,L,LLポジション投×内、投×外、投×内×外、内×外
素材マデレンダーレザーRG Ⅰ(天然皮革:牛革)カラーブラック/ナチュラル

セレクトナイン ソフトプラス

MIZUNO(ミズノ)
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ミズノのセレクトナイン ソフトプラスは購入してすぐに使えるような柔らかさが特徴です。例えば、グローブが開閉しやすいヒンジ構造になっていたり、使用している素材(革)自体が柔らかいものを採用していたりします。また、オールラウンド用なので、これから少年野球を始める高学年のお子さんにおすすめのグローブです。

また、ゼットにも同様の柔らかい素材を使用したソフトステア シリーズがあります。こちらは定価9,900円なので価格を抑えたい場合はこちらもおすすめです。

メーカーミズノ価格12,100円
サイズS,M,Lポジションオールラウンド
素材クレストハイド
(天然皮革:牛革)
カラーブラック/プラムブラウン/
アプリコット

ゼット(少年野球グローブ:高学年向け)

少年軟式 ゼロワンステージ シリーズ

ゼロワンステージは小学校高学年向けに作られているグローブです。その特徴はフィット感と握りやすさにあります。また、ピッチャーと内野手兼用モデルも用意されています。

メーカーゼット価格14,300円
サイズM,L,LLポジション内野/外野/投/オールラウンド
素材(表)天然皮革ステアレーザー
(平裏)デーステア
カラーブラック/オレンジ

少年軟式 ネオステイタス VL シリーズ(源田タイプ・今宮タイプ)

ネオステイタス VL シリーズはグローブに手を入れた時の装着感の良さが特徴です。内野手用とオールラウンド用が用意されています。

またプロモデルが用意されており、埼玉西武ライオンズの名手 源田壮亮選手や福岡ソフトバンクホークスの今宮健太選手モデルがあります。

メーカーゼット価格18,700円
サイズM,L,LLポジション内野/オールラウンド
素材(表)天然皮革RGレーザー
(平裏)RGレーザー
カラーブラック/オレンジ

少年軟式 ソフトステア シリーズ

ゼットのソフトステアシリーズは、柔軟加工が施されたソフトレザーを使用しています。そのため、購入後すぐに使用できるグローブです。ミズノのセレクトナイン ソフトプラスと比較すると価格もリーズナブルになっていますので、これから少年野球を始めるお子さんに最適です。

メーカーゼット価格9,900円
サイズSS,S,M,Lポジションオールラウンド
素材(表)ソフトレーザー
(平裏)ソフトレザー
カラーブラック/ロイヤルブルー

少年軟式 グランドヒーロー シリーズ

ゼットのグランドヒーローシリーズもこれから少年野球を始めるお子さんにおすすめです。「ダブルフレックス構造」が特徴で、グローブが閉じやすくボールをしっかりつかむことができます。素材には一部人工皮革が使用されているため、ソフトステアシリーズよりも価格が抑えられています。

また、ソフトステアシリーズにはないカラー「レッド」がありますので、赤いグローブが欲しいお子さんにはこちらを選んであげると良いでしょう。

メーカーゼット価格8,800円
サイズSS,S,M,Lポジションオールラウンド
素材天然皮革
(表)ソフトレーザー
人工皮革
(平裏)STPU
カラーブラック/ロイヤルブルー/
レッド

エスエスケイ(SSK)(少年野球グローブ:高学年向け)

少年軟式スーパーソフト

SSK(エスエスケイ)
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エスエスケイのスーパーソフトは、特殊製法によってすぐに使えるほど柔らかいレザーを採用しているのが特徴です。その他にも、弱い握力でもグローブを握りやすくするための「ワイドHMパッド紐抜き仕様」、ボールをしっかり掴める「深く広いポケット仕様」、指先が握りやすくなる「エンボス加工」など、すぐに使えるグローブとしての工夫が数多くされているグローブです。

メーカーエスエスケイ価格14,080円
サイズS,M,Lポジションオールラウンド
素材天然皮革カラーブラック/レディッシュブラウン/
オレンジ

アシックス(少年野球グローブ:高学年向け)

ジュニア軟式用 スターシャイン

アシックスのスターシャインの特徴はボールが掴みやすい構造になっているところです。まだ握力が弱いお子さんの場合、グローブがしっかり閉じず掴めないことがありますが、それをカバーする構造を採用しています。

高学年向けのサイズは中(目安:3〜4年生)のみになるため、やや小さめのグローブになります。

メーカーアシックス価格14,300円
サイズ特小,中ポジションオールラウンド
素材表:天然皮革(ステアハイド)
平裏:天然皮革(ステアハイド)
カラーブラック/ブルー/
タンブルRオレンジ

ジュニア軟式用 ダイブ

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アシックスのダイブは柔軟仕上げの即戦力となるグローブです。アシックスのグローブといえばメジャーリーガーの大谷翔平選手も使用しているメーカーです。大谷翔平選手と同じメーカーが良いというお子さんもいると思います。そんな時にはこちらのグローブを購入してあげると良いでしょう。

メーカーアシックス価格10,890円
サイズ特小,小,中ポジションオールラウンド
素材表:天然皮革(ステアハイド)
平裏:合成皮革
カラーブラック/オレンジ
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この記事を書いた人

小・中・高と野球経験者で現在は4児のパパ!
また、理学療法士の資格を持ち、患者さんのリハビリに励む日々。
実は中学生の野球部で腰椎分離傷という腰骨の骨折を経験…腰の痛み、右足の痺れで授業中も座っていられないほど苦しい日々を送った経験あり。
その時は顧問の先生にも腰骨が折れているなんて気づいてもらえず、早く整形外科で診て貰えばよかったと後悔ばかり。
今思えば、正しい知識があれば防げた怪我、、、
こうした過去もあり、国家資格の理学療法士の免許を取得。
4児(男は2人)のパパにもなり、野球を楽しんでほしい思いから情報発信中!

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